目次
口座開設の前に確認すること
NISA口座を開く前に、以下の3点を押さえておきましょう。
開設前の3つのポイント
- 1人1口座:NISA口座は同一年中に1つの金融機関でしか持てません
- 18歳以上が対象:口座開設年の1月1日時点で18歳以上であること
- 日本在住が条件:国内在住者であることが必要です
Step 1:金融機関を選ぶ
NISA口座は証券会社や銀行で開設できます。金融機関によって取扱商品・手数料・使いやすさが異なります。
| 種類 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ネット証券 (楽天証券・SBI証券など) |
手数料が低い。投資信託・国内外株式・ETFなど商品が豊富。申込みがオンラインで完結。ポイント連携あり | スマホ・PCで手続きできる人。手数料を抑えたい人 |
| 対面証券 (大手証券会社など) |
担当者によるサポートが受けられる。店舗での相談が可能 | 窓口で相談しながら進めたい人 |
| 銀行 | 窓口でのサポートが充実。ただし取扱商品が証券会社より少ない場合が多い | 銀行との一元管理を希望する人 |
金融機関は年1回変更できます
NISA口座の金融機関は年1回変更可能です。変更を希望する場合は、変更先の金融機関に申請し、手続きは当年の9月末までに完了する必要があります(変更後の新口座での買付けは翌年1月以降)。詳細は各金融機関・金融庁のサイトでご確認ください。
Step 2:必要書類を準備する
口座開設に必要な書類は主に以下のとおりです。ネット証券の場合、多くがスマートフォンで撮影・アップロードするだけで完結します。
| 書類の種類 | 具体例 | 備考 |
|---|---|---|
| マイナンバー確認書類 | マイナンバーカード(推奨) または通知カード+本人確認書類 |
マイナンバーカード1枚で本人確認とマイナンバー確認を兼ねられる |
| 本人確認書類 (マイナンバーカード以外の場合) |
運転免許証、パスポート、健康保険証など | 金融機関によって認められる書類が異なる場合があります |
マイナンバーカードがあると最もスムーズ
マイナンバーカードは本人確認書類とマイナンバー確認書類を兼ねます。多くのネット証券でスマートフォンのカメラで読み取るだけで手続きできるため、準備しておくと便利です。
Step 3:口座開設を申し込む
金融機関を決めたら、口座開設を申し込みます。ネット証券の場合はWebサイトまたはアプリから申込みが完結します。
- 金融機関の公式サイト・アプリで申込みページを開く
- メールアドレスを登録し、仮登録URLをクリックする
- 氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力する
- 本人確認書類(マイナンバーカードなど)を撮影・アップロードする
- NISA口座の開設を希望する旨を選択する
※証券総合口座と同時にNISA口座を申し込めます - 申込み完了(その後、金融機関・税務署での審査へ)
Step 4:審査・口座開設完了を待つ
NISA口座の開設には、金融機関の審査に加えて税務署による確認が入ります。これは1人1口座のルールを守るために行われるものです。
審査が完了すると、金融機関から「口座開設完了」の通知(メールまたは郵送)が届きます。通知が届いたら口座が使える状態になります。
開設完了までの目安
- 証券総合口座:最短当日〜数日程度(金融機関による)
- NISA口座:数日〜2週間程度(税務署確認が入るため)
※時期や申込み状況によって異なります。各金融機関の公式サイトでご確認ください。
Step 5:入金する
口座が開設できたら、証券口座に投資資金を入金します。
- 銀行口座からの振込:一般的な方法。手続きは証券会社のサイト・アプリから行います
- 即時入金(クイック入金):提携銀行口座からリアルタイムで入金できる機能(証券会社・銀行によって対応状況が異なります)
入金した資金は証券口座の「預り金」として反映され、そこから投資信託や株式を購入します。
Step 6:積立設定または商品を購入する
入金が完了したら、実際に投資を始めます。
つみたて投資枠で積立を設定する場合
- 証券会社のサイト・アプリで「積立設定」または「つみたてNISA設定」を開く
- 購入したい投資信託を検索・選択する
- 毎月の積立金額を設定する
- 引き落とし日・口座(証券口座の預り金 or 銀行口座)を選択する
- 設定完了。翌月(または設定した日)から自動積立が始まる
成長投資枠で一括購入する場合
- 購入したい株式・投資信託を検索する
- 「NISA成長投資枠で購入」を選択する
- 購入金額・口数を入力して注文を確定する
積立設定は一度やれば自動で続く
つみたて投資枠の積立設定は、設定後は毎月自動で積立が行われます。都度操作する必要はありません。金額や銘柄は後から変更することも可能です。
注意点・よくある疑問
Q. すでに旧NISAの口座があるが、新NISAは別に開設が必要か?
同じ金融機関に旧NISA口座がある場合、多くのケースで自動的に新NISA口座が開設されています(金融機関によって対応が異なります)。ログイン後のマイページや金融機関からの通知で確認してください。
Q. 年の途中でも口座を開設できるか?
はい、年の途中でも開設・投資できます。ただし年間投資上限(つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円)はその年の残り期間に関わらず同じです。
Q. 一度開設した口座を閉じることはできるか?
NISA口座は廃止(解約)することができます。ただし廃止するとその年のNISA口座での新規投資はできなくなり、別の金融機関でのNISA口座開設は翌年以降になります。詳細は各金融機関の公式サイトでご確認ください。